ナビスコカップで5年ぶりの準決勝進出。
FC東京はここから上には行ったことがありません。
ここで勝つことが、これまでの東京の壁を一つ破ることになると思います。
■FC東京 4-3 東京V
本日は味の素スタジアムで、ナビスコカップ準決勝、FC東京と東京ヴェルディの試合を観戦。
台風の影響で平日開催となったことが影響してか、2階席はまばら、1階席も半分程度の入り。発表では観衆15000人。
決勝進出を賭けた大切な試合としては、少し寂しい。
ただ、いつもは試合開始直前まで静かな東京サポーターだが、今日は30分前には既に激しい応援が始まっており気合十分。
東京は代表で抜けた土肥、加地に代わって、塩田、藤山が先発。
そして、久しぶりの石川。
19:00キックオフ。
試合開始直後からゴール前の展開。
まずヴェルディのCK。続いて、東京のCKが何度か続く。
前半8分、東京が左CKからファーサイドでルーカスが折り返し、ジャーンが押し込んで先制。
15分、カウンターから右サイドを石川が突破。
ゴール前に切り込み、DFを引き付けて中央で待つルーカスへパス。ルーカスがこれを冷静に決めて追加点。
22分にはヴェルディの選手が2枚目のイエローカードで退場。
2-0とリードした上、相手が一人少ないという有利な状況になるが、東京は相手が一人少なくなると苦戦することが多く、その点が心配される。
この試合も、その後攻めあぐね、逆にヴェルディに攻め込まれる場面もある。
しかし、39分、馬場の狙い済ましたシュートがクロスバー。
42分、右サイド奥から石川のセンタリング、これをルーカスが押し込んで3-0。
これで東京の勝利は動かないと思われた。
しかし、ヴェルディは諦めることなく攻撃を続ける。
後半2分、ルーカスが足を痛めてライン際に寄っている隙に攻め込まれ失点し、3-1。
後半5分、東京のCKでヴェルディのファールで、ペナルティエリア内での間接FKの判定。
ゴールライン上に相手選手が密集するところにシュートを打つが、これは決まらず。
後半23分、ヴェルディが素早いパスまわしてゴール前に持ち込み得点。
1点差になって東京の選手が慌てたのか、1分後にも同じようにボールをまわされ失点、3-3の同点。
一人少ないヴェルディに3点差を追いつかれるという、予想外の展開。
この後、東京が攻めるが得点できず。
逆に後半ロスタイム、ヴェルディのシュートがゴールポストを叩くが、失点にはならず。
試合はVゴール方式の延長へ。
嫌な展開で延長に入ったが、延長開始すぐに東京がCKを得る。
そして、左CKからゴール前に上がったボールをルーカスがヘディングシュート。
これが決まって、延長わずか50秒で試合終了。
4-3で東京が勝利し、決勝進出を決めた。
ということで、苦戦の末勝利を勝ち取ったわけですが、ともかくこれで決勝進出。
本当に嬉しいです!
後一つ勝って、何としてもタイトルを取りたいですね。