イングランドとの対戦は、1995年のウェンブリー以来、9年ぶり。
同点で迎えた終了間際、決定的なシュートを柱谷が手で防いでPKをとられ、敗れた試合ですね。覚えています。
あれからもう9年ですか。
今回の日本代表はどんな試合を見せてくれるのでしょうか。
■イングランド 1-1 日本
早朝4:00から、日本テレビの中継で観戦。今回は生中継。
イングランドはベストメンバー…らしい。
よく考えると私がイングランドの選手で知っているのは、ベッカムとオーウェンとルーニー、そしてリネカーくらい。
今回先発のFWは、オーウェンとルーニーの若い2トップ。
日本の右サイドには、FC東京の加地。
彼が東京に来たときには、良い選手だとは思っていたのですが、代表に選ばれて、しかもイングランドと対戦することになるとは想像もしませんでした。
試合は、序盤からイングランドが攻撃を仕掛け、4分には小野がゴールラインぎりぎりでクリアする場面も。
その後も攻められるものの、集中した守備で跳ね返し続ける。
しかし20分、ミドルシュートを楢崎が弾き、走りこんできたオーウェンが蹴りこんでイングランドが先制。
楢崎、ここはキャッチできなかったか。
その後も日本の中盤のプレスが甘く、ボールをまわされていたものの、最終ラインでの冷静な対応で追加点を許さなかった。
前半残り15分位からは、中盤でボールを奪って良い形で攻め込めるようになるが、相手のディフェンスを崩すところまでは行かない。
緊張した展開が続き、45分はあっという間に終了。
後半も両チーム選手交代は無く、ベストメンバーでの試合。
やはりイングランドがペースを握っているが、日本も受けてばかりではない。
時折ボールを奪って攻め込んでみせる。
そして後半8分、中村が左の三都主にボールを出し、更に中央の小野へ。
小野がこれを確実に決めて同点。
素晴らしいゴール。
この後も何度も惜しい場面があり、もしかしたら勝てるんじゃないの、とか思いましたが結局引き分け。
それでも、これだけ戦えれば満足。
残念なのは終了間際の稲本のアクシデント。かなりの重症のようで、心配です。
全体的には非常に面白い試合で、90分あっという間に過ぎた感じです。
試合中は眠くなることはありませんでした。
イングランドは、テクニックや身体能力で圧倒する、というのではなく、正確なパス、特にロングパスで急所を突いてくるという印象でした。
また、オーウェンやルーニーの突破には、迫力を感じました。
タイトルがかかった試合では、もっと厳しく当たってくるのではないかと思います。
そんな状況での試合も見てみたいですね。