■日本 0-0 中国
本日は味の素スタジアムで、東アジア選手権の日本と中国の試合を観戦。
夜の試合は非常に寒かった。
1階席バックスタンド、ホーム側ゴール裏はほぼ埋まっていたが、2階席、アウェイ側ゴール裏に空席が目立った。
発表では入場者数25000人。
東京のホームスタジアムの試合ということで、東京の選手を積極的に起用するような配慮があるかと思ったが、全く無かった。
先発出場は長友のみ。期待された平山の先発出場はならなかった。
19:15試合開始。
序盤は日本のペースで、サイドへの展開から何度も中国ゴール前にボールを上げるがいずれも跳ね返される。
そのうちこう着状態となり、中国にフリーでシュートされる場面もあったが枠を外れる。
日本は攻め込むものの動きが単調で決定的な形はなかなか作れない。
跳ね返されたボールを拾って2次攻撃、3次攻撃をするような波状攻撃の場面も無かった。
後半15分、平山が交代出場。
サイド攻撃一辺倒の日本の攻撃のリズムが少し変わるが、大きく状況を変えるまでには至らなかった。
後半35分、中国がカウンターから日本ゴール前に持ち込み、混戦となったところでPKの判定。
残り時間が少ないところでの失点は致命的だったが、このPKをGK楢崎が相手のシュートを見事に呼んで跳ね返し、失点を免れる。
日本は後半39分になってようやく2人目、3人目の交代選手を入れるが、ほとんどなにも出来ないまま試合終了。
0-0の引き分けに終わった。
試合後の挨拶に場内を回った選手達には激しくブーイングが起こっていた。
全体的に攻撃のバリエーションの無さが気になりました。
状況を打開するためにドリブルで仕掛けてみるとか、ミドルシュートを打ってみるとかしても良いと思うのですが。
采配に関しても選手交代も遅すぎるし、FWの枚数増やして放り込む形を試してみるとか、もっと何か出来たように思います。